レインボー般若心経のオーダーメイド作品|色とマット・額装選びの物語

レインボー般若心経のオーダーメイド作品が、また一つ完成しました。今回は、作品との出会いから完成までの物語を、写真とともにご紹介いたします。

目次

作品との出会いから始まったオーダー

きっかけは、私が主宰している書道教室の体験教室でした。ご自宅にお稽古に来られた生徒さんが、作品を見て購入してくださいました。こちらのお客様は、展示していたレインボー般若心経の作品を大変気に入ってくださり、「自分でマットや額の色、形を決めたい」とおっしゃってくださいました。

作品そのものだけでなく、それを彩る額装まで自分らしく選びたいという想いに、私自身とても嬉しくなったのを覚えています。オーダーメイドの醍醐味は、まさにこうした一つひとつのやり取りの中にあります。

額装屋さんでの時間

マットや額を選ぶ工程では、いつもお世話になっている額装屋さんへご一緒しました。店主の方と「これが合うだろうか」「こちらの色の方が作品を引き立てるかもしれない」と、あれこれ話し合いながら選んでいく時間は、私にとっても楽しいひとときです。

色や素材の組み合わせは無限にあり、迷ってしまうことも少なくありません。ですが、そんなときこそ私が隣にいてアドバイスをお伝えできますし、額装のプロである店主の方からも的確なご提案をいただけます。お客様おひとりで決めるのではなく、二人三脚、いえ三人四脚のような形で選んでいただけるので、安心して自分の好みを追求していただけます。

「これがいい」「あれもいい」と迷う時間そのものも、作品づくりの大切な一部だと私は考えています。悩みながら選んだものだからこそ、完成したときの愛着もひとしおになるのではないでしょうか。

藤田嗣治の絵に合わせて

今回オーダーくださったお客様のお部屋には、藤田嗣治の絵が飾られているそうです。その絵の雰囲気に調和するようにと、色合いや額装のスタイルをご希望くださいました。

既存の空間、すでにそこにある大切な一枚と響き合うように新しい作品を迎え入れる。これもまた、オーダーメイドならではの楽しみ方だと感じます。既製品では叶わない、その方のお部屋、その方の暮らしにぴったりと寄り添う一点ものができあがっていきます。

3週間後、完成した作品

打ち合わせから約3週間。じっくりと時間をかけて仕上がったのが、こちらの作品です。

落ち着いた色合いで、とても素敵に仕上がりました。藤田嗣治の絵とも自然に調和し、お部屋全体の雰囲気を静かに引き立ててくれているのではないかと思います。

お客様にも大変お気に召していただけました。ご自身で選んだ色、ご自身で決めたマットと額装だからこそ、完成した瞬間の喜びもひとしおだったのではないでしょうか。そうしたお客様のお顔を見られる瞬間が、私にとって何よりのやりがいです。

オーダーメイドでできること

レインボー般若心経のオーダーは、お好きな色で書かせていただきます。落ち着いたトーンでまとめたい方、鮮やかな色合いでお部屋のアクセントにしたい方、それぞれのご希望に合わせて色を選んでいただけます。

額装につきましても、マットの色や素材、額のデザインまで、お客様のご要望を伺いながら仕上げてまいります。今回のように、すでにお部屋にある絵画や家具の雰囲気に合わせたご相談も承っております。

作品をお部屋に迎えるということは、単に一枚の書を飾るということではなく、その空間全体の物語に新しい一章を加えることだと私は考えています。だからこそ、色選びや額装選びの時間を大切にしながら、一緒に作品を作り上げていきたいと思っています。

お問い合わせについて

オーダーメイドをご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。お好きな色、額装のご希望など、まずはお話を伺うところから始めさせていただきます。迷われることがあれば、遠慮なくご相談ください。私も一緒に考えさせていただきます。

大切な空間に、あなただけの一枚を。レインボー般若心経が、あなたの暮らしに静かに寄り添う存在となりますように。

この記事を書いた人

岩手県遠野市生まれ。外資系船会社勤務を経て、結婚・子育てをしながら書道の道へ。文化書道にて免許を取得後、板橋の書道大学で漢字・かな・古典臨書・般若心経を学ぶ。吉川蕉仙氏に師事し、日展入選2回、読売書法会幹事を務めるなど高い技術を持つ。2016年より田園調布にて「清景書道教室」を主宰。パリのジャパンエキスポ招待出展や、銀座・麻布十番での個展など国内外で活動。「日常に溶け込み、愛でていただける書」をコンセプトに、日常がより充実する書道教室を展開している。

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